一般財団法人日本交通安全教育普及協会

その13.安全な暮らし

指導項目

1.身近で起こった交通事故 2.安全な暮らし 3.低学年への指導

指導のねらい

自分達の生活を振り返り、反省をもとに高学年としてよりよい交通安全意識を身につけるようにさせる。

-進め方-

1.身近で起こった交通事故

◆学習内容

・自校の交通事故には、どんなものがあったか話し合う。 →事故の原因について考える。 →事故は、どうしたら防げたか考える。 ・事故にあいそうになった件数をもとに、どんな危険があるか考える。

●指導上の留意点

・地域の中でどんな交通事故があったか調べたものを、発表させる。 ・より安全な生活を送ろうとする意欲につなげる。

場 所 1年 2年 3年 4年 5年 6年
歩行中 道路で





信号のある横断歩道





信号のない横断歩道





自転車乗用中 道路で





信号のある横断歩道





信号のない横断歩道





2.安全な暮らし

◆学習内容

・安全な暮らしをしていく上で、気をつけることを考える。  →自分自身で守ること。  →低学年に注意すること。

●指導上の留意点

・自分自身と併せ、低学年の世話をすることを通して、安全行動の意識を高めさせていく。

3.低学年への指導

◆学習内容

・事故の怖さや、安全な行動について児童集会で発表する。

●指導上の留意点

・自分達の手で事故をなくすんだという意識を持たせ、それを広げていくようにさせる。

この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。詳しくは同誌1998年3月号をご覧下さい。

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