一般財団法人日本交通安全教育普及協会

その9.いろいろな交通規制

指導項目

1.信号の役割と交通規制 2.交通規制の種類 3.安全な横断

指導のねらい

交通規制は、交通事故を防ぐために設けられていることを理解し、道路状況に適した歩行ができるようにさせる。

-進め方-

1.信号の役割と交通規制

◆学習内容

・信号の役割について考える。 →信号がなかったら、どんな危険や事故が起こるか考える。 →信号などの交通規制は、安全を守る上でどのように役立っているかを考える。

●指導上の留意点

・「道路の横断ができない」とか「車のスピードが速くなり事故が起きやすい」など、児童に発言させながら、交通規制の役割について気づかせる。

2.交通規制の種類

◆学習内容

・交通規制にはどんなものがあるか、話し合う。  →いろいろな交通規制の種類について考える。  「スクランブルの交差点」

●指導上の留意点

・絵「スクランブルの交差点」「歩行者用道路」を見せ、どんな規制にも意味があることを押さえる。

3.安全な横断

◆学習内容

・交通規制の種類に合わせてどんな行動をとったらよいか考える。

●指導上の留意点

・自分達が交通規制を守ることが交通の安全や円滑化へ協力することになることを強調する。

この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。詳しくは同誌1997年12月号をご覧下さい。

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