1.寒い日の道路と歩行の危険 2.寒い日の道路と運転する人の危険 3.寒い日の安全な歩行
その11.雪の日の道・凍った道
指導項目
指導のねらい
雪の日や道路の凍った寒い日などは、道路歩行の危険が増すことを理解させ、安全な歩行ができるようにさせる。
-進め方-
1.寒い日の道路と歩行の危険
- ◆学習内容
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・寒い日には、道路はどんな様子になるか話し合う。 →雪が降った道路の危険について話し合う。 →凍った道路の危険について話し合う。
- ●指導上の留意点
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・通学路や生活範囲内の身近なことを取り上げ話し合わせる。
2.寒い日の道路と運転する人の危険
- ◆学習内容
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・雪が降ったり、凍ったりした道路を運転する時の危険について考える。 →運転者の話を聞いて、寒い日の危険について考える。 →どんな危険があるかまとめる。
- ●指導上の留意点
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・車を運転する立場での危険を知り、関心を高める。 -------------------------------- 寒い日に運転するのは、とても疲れるんだよ。それに、とても危険なんだ。どうしてかと言うと、車の窓ガラスが曇ってよく見えないことがあるんだよ。それに、雪の降った時には道幅が狭くなって走りにくいし、雪が凍った時には、車は滑りやすくなって、ハンドルが自由にならずブレーキをかけても止まらないこともあるんだよ。だから、寒い日に運転するのは、とても気を使うので疲れるんだよ。 --------------------------------
3.寒い日の安全な歩行
- ◆学習内容
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・雪が降ったり、凍ったりした道路を歩行する時に気をつけることを考え発表する。 →雪が降った時に気をつけること。 →凍った道路で気をつけること。
- ●指導上の留意点
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・それぞれの発表を、板書してまとめ、行動の徹底化を図る。
この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。詳しくは同誌1998年2月号をご覧下さい。
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