一般財団法人日本交通安全教育普及協会

その4.自転車の安全な乗り方

指導項目

1.自転車事故の原因 2.危ない乗り方 3.安全な自転車乗りのめあて

指導のねらい

自転車乗用中に起こる危険について理解させ、道路での安全な乗り方ができるようにさせる。

-進め方-

1.自転車事故の原因

◆学習内容

・自転車に乗っていて事故に遭ったり、遭いそうになったことを話し合う。  →どんなことが原因だったか考える。  →自転車事故にはどんなものがあるか考える。

●指導上の留意点

・場所に注意させながら、危険に気づかせる。 ・自転車も加害者になることを理解させ、自転車事故をまとめる。

2.危ない乗り方

◆学習内容

・(注1)3枚の絵をもとに、危ない乗り方と、気をつけることを考える。 (注1) ・・<危ない乗り方の絵>・・・・ (1)スピードの出し過ぎ (2)2人乗りや手ばなし乗り  (3)並列しての走行 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ →スピードの出し過ぎの危険なわけを考える。 →2人乗りや手ばなし乗りの危険なわけを考える。 →並列して走ることの危険なわけを考える。

●指導上の留意点

・3枚の絵をもとに、危険なわけと安全な乗り方をまとめる。 ・地域の実情に合わせ、他の場面も設定し提示する。

3.安全な自転車乗りのめあて

◆学習内容

・自転車の安全な乗り方のめあてをカードに書く。

●指導上の留意点

・書いたカードをもとに実践化への意欲づけを図り、定期的に確認する。

この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。詳しくは同誌1997年7月号をご覧下さい。

一覧へ戻る