一般財団法人日本交通安全教育普及協会

その13.安全なくらし

指導項目

1.1年間の事故やけが 2.1年間の反省 3.学習のまとめ

指導のねらい

この1年間の生活について、安全な行動の面から反省し、次の安全に生かす意欲を育てる。

-進め方-

1.1年間の事故やけが

◆学習内容

・この1年間で交通事故や、日常の生活の中で、けがをしそうになったりしたことはないか話し合う。  →交通事故について話し合う。  →日常の生活について話し合う。

●指導上の留意点

・どんな時、どんな経験をしたか、その時の気持ちはどうだったかについて話し合わせる。 ・自分の経験の他、周りで起こった事故についても発表させる。

2.1年間の反省

◆学習内容

・この1年間、安全な行動がとれたか反省し合う。 →一時停止は守れたか。 →横断歩道を渡っていたか。 →道路で遊んだことはなかったか。

●指導上の留意点

・「一時停止」「横断歩道」「道路遊び」の絵をもとに交通社会のきまりが守れたか、自分で評価させる。 ・この他、地域の実情に合わせ反省項目を考える。 ・どうして守ることができなかったかを考えさせる。

3.学習のまとめ

◆学習内容

・今後、安全な生活をする上で守ることを考え、めあてを持つ。  →めあてをカードに書く。

●指導上の留意点

・行動の理解に終わることなく、具体的な行動のめあてを持たせる。

この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。詳しくは同誌1997年4月号をご覧下さい。

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