一般財団法人日本交通安全教育普及協会

その10.自転車に乗る時

指導項目

1.体に合った自転車に乗る 2.ブレーキの効かない自転車の危険 3.ブレーキの点検の仕方 4.学習のまとめて

指導のねらい

自転車に乗る時には、自分の体に合った自転車に乗ることと併せ、常にブレーキの整備されている自転車に乗ることができるようにさせる。

-進め方-

1.体に合った自転車に乗る

◆学習内容

・体に合った自転車に乗っているか話し合う。 →体に合わない大人用などの自転車に乗ると、どんな危険があるか話し合う。

●指導上の留意点

・7月号に掲載の「自転車の安全」に関する事柄を想起させながら確認させる。 ・大人用と子ども用の自転車を使い、具体的な危険について確かめさせる。 ・体に合った自転車は、サドルにまたがった時、両足先が地面につくことを理解させる。

2.ブレーキの効かない自転車の危険

◆学習内容

・ブレーキの効かない自転車の危険について考える。  →ブレーキの効かない自転車に乗った時には、どんな危険があり、どんな事故になるか話し合う。

●指導上の留意点

・ブレーキが効かないと、いざという時に止まれないことを理解させ、そこに車や人がいる場合の危険も想定させる。

3.ブレーキの点検の仕方

◆学習内容

・ブレーキの点検の仕方について考える。

●指導上の留意点

・ブレーキが効くかどうかは、どのように調べたらよいか確認させる。

4.学習のまとめ

◆学習内容

・体に合った自転車に乗ることと併せ、乗る前には点検することを確認する。

●指導上の留意点

・故障している時には、大人に見てもらうようにさせる。

この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。詳しくは同誌1998年1月号をご覧下さい。

一覧へ戻る