一般財団法人日本交通安全教育普及協会

その4.雨の日の歩き方

指導項目

1.傘を差した時の危険 2.雨や風が強い時の危険 3.2人で歩く時の危険 4.雨の日の歩行をまとめる

指導のねらい

雨の日は、持ち物や服装などに余裕を持って安全に歩行することができるようにさせる。

-進め方-

1.傘を差した時の危険

◆学習内容

・傘を前に倒した歩行の危険について考える。  →傘を前に倒した時の視界を知る。

●指導上の留意点

・傘を実際に差し、前方の視界を確認させる。

2.雨や風が強い時の危険

◆学習内容

・雨や風が強い時の歩行の危険について考える。 →雨の強い時、風の強い時の歩行の危険を知る。

●指導上の留意点

・扇風機を使って風を起こし、危険を体験させる。

3.2人で歩く時の危険

◆学習内容

・2人で傘を差して歩行する時の危険について考える。 →2人で歩行する時、傘を差している時と傘が無い時ではどんな違いがあるか考える。

●指導上の留意点

・狭い道を作り、そこで実際に体験させ確かめさせる。 ・学習したことを黒板にまとめておく。

4.雨の日の歩行をまとめる

◆学習内容

・雨の日、傘を差して歩行する時に気をつけることをまとめる。 →前が見えるように傘を差して歩行する。 →風雨の強い時には、両手で傘を差す。 →2人で傘を差して歩行する時は、道幅を考え一列になって歩行する。

●指導上の留意点

・まとめたことを全員に確かめさせる。

この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。詳しくは同誌1997年7月号をご覧下さい。

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