一般財団法人日本交通安全教育普及協会

その2.信号の見方(5歳児)

指導項目

信号機の見方について

指導のねらい

・信号の見方を理解させる。 ・信号に従って正しく横断歩行できるようにさせる。

-進め方-

1.信号機の見方について

◆学習内容

・信号機のスライド(幼稚園の付近)を見ながら話し合う。 ・・スライド・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ①信号が黄色です。渡り始めてはいけません。 青になるまで待ちましょう。        ②赤になりました。ストップです。      渡ってはいけません。           ③青になりました。自動車が来ないか     確かめてから渡ります。          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※スライドの場面は、幼児の生活の身近な場所を撮影し、親近感を持たせる。 ・信号機がある付近のいろいろな場面の写真を掲示し、話し合う。 ・・写真の掲示・・・・・・・・・・・・・・・・ →○○ちゃんの家の近くだ。        →ここの信号渡ったことあるよ。      →あ、ここ知っている。          →青のチカチカで渡ると危ないでしょう。  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●指導上の留意点

・スライドを見ながら、安全な横断歩行について話し合い、自分で注意して横断する意識を持たせる。 ・信号機には、青・黄・赤の信号機、赤・青の歩行者用がある。写真等にして掲示し関心を持たせる。

●保護者会での配慮

・幼児の注意力の乏しい実態を知らせる。 ・幼児自身に信号を確認させ、安全横断歩行ができるように保護と援助をするように伝える

この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。 詳しくは同誌1997年5月号をご覧下さい。

一覧へ戻る