一般財団法人日本交通安全教育普及協会

その12.寒い日の服装と歩き方

指導項目

1.寒い日の危険 2.寒い日の服装 3.服装や身支度による危険 4.学習のまとめ

指導のねらい

寒い日の服装や身支度による危険について理解させ、常に安全な服装や身支度に心掛けて行動できるようにさせる。

-進め方-

1.寒い日の危険

◆学習内容

・寒い日の天候による危険について考える。 →雪の日の危険について考える。 →風の日の危険について考える。

●指導上の留意点

・絵「雪の日」「風の日」を想起させ、冬の天候の特徴を理解させる。

2.寒い日の服装

◆学習内容

・寒い日の服装について話し合う。 →寒い日とそうでない日の服装の違いについて話し合う。 →服装の他、寒い日にはどんな姿勢になりやすいか話し合う。

●指導上の留意点

・お互いに今日着てきた服装を確認させ、もっと寒くなった時の服装を考えさせる。 ・前方確認ができない場合があることを理解させる。

3.服装や身支度による危険

◆学習内容

・寒い日の服装や身支度による危険を考える。 →服装がかさばるとどんな危険があるか考える。 →ポケットに手を入れて歩く時の危険について考える。

●指導上の留意点

・自分だけでなく友達の行為も併せてとらえさせる。

4.学習のまとめ

◆学習内容

・学習したことをもとに、寒い日の安全な歩行について確認し合う。

●指導上の留意点

・学習カードをもとに定期的に確認させる。  さむい日の歩き方  月  日( )反 省    体をおこし、前をむいて歩く。            ポケットに手をいれないで歩く。            なるべくあつぎをしない。        

この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。詳しくは同誌1998年3月号をご覧下さい。

一覧へ戻る