1.雪の道や凍った道を歩く時の安全について 2.保護者会での指導について
その10.さむいひ
指導項目
指導のねらい
・雪の道や凍った道での、安全な歩行を心がけさせる。 ・服装や持ち物に気をつけるなど、安全な習慣を身につけさせる。
-進め方-
1.雪の道や凍った道を歩く時の安全について
- ◆学習内容
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・雪が積もった道や凍った道を歩く時滑ったり、転んだりしないように注意して歩く。 ・自動車や自転車も滑りやすくなっているので、車の動きに注意し、危険を避けるようにする。 ・雪が降っている日には、傘をしっかり持ち、前方をよく見て歩く。 ・歩きやすい服装や持ち物を身につける。
- ●指導上の留意点
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・雪を楽しみ、雪を珍しがる子ども達に、雪の日の危険や安全な行動の仕方を十分に理解させる。 ・気温の変化により、道路が凍りやすく、滑りやすくなるので自分で注意して歩くようにさせる。 ・車がスリップしやすくなるので、車の動きに十分に注意させる。 ・雪の日には、服装に気をつけ、両手に物を持たない等、転んでも怪我をしないようにさせる。 ・大雪は予告なしに訪れるものであり、その場でとっさに指導しようとしても時間的な余裕はないので、年間の交通安全指導計画の中に位置づけておくことが大切である。
2.保護者会での指導について
- ●保護者会での配慮
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・保護者会、園だより等で、雪の日や寒い日の安全な歩行の仕方について指導してもらうように依頼する。 ・実際に親子で、登降園の時に危険な場所や自動車等に気をつけたり、傘のさし方や歩き方について指導を繰り返すように助言する。 ・道路の氷や雪の上では、遊ばないように注意してもらう。 ・雪のために、自動車が横滑りしやすいので、車道側は保護者が歩き自動車に気をつけるようにしてもらう。
この指導事例は月刊誌「交通安全教育」の中の“教育現場ですぐに役立つ展開例”をもとに当協会においてインターネット向けに再編集したものです。詳しくは同誌1998年1月号をご覧下さい。
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